2016年05月17日
帝人、自動車向け国際品質規格「ISO」認証取得
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:帝人

帝人は、欧米の自動車メーカー9社と米・独・仏・伊・英の各国自動車産業5団体からなるIATF(国際自動車産業特別委員会)が策定した自動車産業向けの国際的な品質マネジメントシステム規格「ISO/TS 16949」の認証を取得したと発表した。

同社のCFRTP(炭素繊維強化熱可塑性樹脂)開発拠点で量産プラントを持つ、複合材料技術開発センター(愛媛県松山市)が取得した。同センターは昨年4月、炭素繊維複合材料メーカーとしては世界初の国際試験所認定規格である「ISO/IEC 17025」を取得している。
今回、さらに「ISO/TS16949」認証を取得したことで、自動車部品の製造から品質にいたるまでグローバル水準にあることを示した。自動車用途拡大に向けた取り組みをさらに加速していく方針だ。