2016年05月23日 |
新化技協「ナノ創薬、生体DDS」テーマに講演会 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:新化学技術推進協会 |
田区三番町の同協会会議室で開催する。終了後懇親会。 西山伸宏・東京工業大学化学生命科学研究所教授が「高分子ナノテクノロジーを基盤とする革新的ナノメディシンの創製」をテーマに、松元亮・東京医科歯科大学生体材料工学研究所准教授が「ボロノレクチンを利用した生体計測とDDS」をテーマに、それぞれ講演する。 西山氏は、高分子ナノテクノロジーを基盤とする薬物送達システム(ナノDDS)が、薬剤の有効性と安全性を飛躍的に高める基盤技術として注目されていることを紹介する。なのDDSは、核酸医薬のデリバリー、がんの精密診断イメージング、物理エネルギーを利用した切らない手術(ケミカルサージェリー)等の次世代医療への展開も期待されている状況を語る。松元氏は、ボロン酸の関わる分子認識など、ユニークなボロン酸ケミストリーを活かした生体計測やDDSのアプローチについて述べる。 参加費は、会員が無料、一般が1万円。 参加申し込み締め切りは5月29日。 問い合わせ先は、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880)。 |