2016年05月24日 |
旭化成、インド・ベンベルグ事業「国連開発計画」参加 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は24日、再生セルロース繊維「ベンベルグ」のインドでの取り組みで、国連開発計画(UNDP)が主導する「ビジネス行動要請」(Business Call to Action:BC+A)に参加すると発表した。インドの繊維産業で新たな労働機会の創出やファッション業界の発展に向けた若い世代の育成につとめる。 「ベンベルグ」はコットンリンター(綿実の周りの産毛)を原料とする再生繊維で、肌ざわりや着心地に優れ、天然の環境適合性を有するなどから、幅広い用途で展開中。インドでは民族衣装(サリー、スカーフなど)向けの需要が拡大している。インド向け供給量を増やそうと、2014年には生産設備を増設したほど。 関連記事(2014年5月30日付) http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/40088 現在、インド向け原糸の輸出は年間4000トンを超え、旭化成ベンベルグ事業の中心となっている。現地では引き続き増加が見込まれている。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1464064044.pdf |