2016年05月25日 | |
日本化学会・山本新会長「中高生が化学に親しむ機会増やす」 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学会 |
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日本化学会は25日の定時総会で山本尚・中部大学教授(総合工学研究所長兼分子性触媒研究センター長)を新会長に選任した。 山本会長は同日記者会見し、同学会の役割について「世界で活躍できるわが国の若手研究者が、十分に勉強できる機会と場を提供する責務がある」とし、「中学・高校の若い人たちが化学に親しむ機会を増やすための施策を、各地の支部活動と連携しながら進めたい」と語った。今年から、中・高生が日本化学会の準会員として参加できる仕組みをスタートさせる。また、産学連携について「産業界と大学がこれまで以上に連携を強めていくことが重要である。その役割を日本化学会が担っていきたい」と強調した。 なお、筆頭副会長・代表理事には、辻康之・京都大学大学院教授が就任した。任期は会長と同じ2年。また、佐藤穂積・JSR代表取締役、武馬吉則・花王エグゼクティブ・フェローも副会長に就任した。 |