2016年05月26日 |
丸善石化「水素化石油樹脂」事業化共同FS |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:丸善石油化学 |
丸善石油化学は26日、コスモエネルギーホールディングス(本社:東京都港区、森川桂三社長)、荒川化学(本社:大阪市中央区、谷奥勝三社長)との3社で「水素化石油樹脂」の共同事業化についてフィージビリティ・スタディ(FS)を開始すると発表した。 エチレンプラントから副生されるC9留分を原料に水素化石油樹脂を一貫生産する計画。 3社で合弁会社を設立し、コスモ石油千葉製油所の敷地内に年産2万トン規模の工場を建設する。 2017年着工し、2019年の完工、稼動入りを目指す。 水素化石油樹脂は紙おむつなどの組み立てに用いられるホットメルト接着剤の原料が主用途だが、紙おむつなどの衛生材料の需要は世界的にも順調に拡大しており、今後も伸長が見込まれている。 今回のFSは丸善石油化学にとっては「未利用留分の有効利用」につながる。水素化石油樹脂事業に豊富な実績を持つ荒川化学には原料から一環生産できるメリットを得ることができる。 ニュースリリース参照 http://www.chemiway.co.jp/news/pdf/20160526-76-pdf1.pdf |