2016年05月26日 | |
石飛・日化協新会長「安全確保と化学品管理に重点」 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会 |
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日本化学工業協会は26日の定時総会及び理事会で、新会長に石飛修・住友化学会長を選出した。石飛新会長は総会後の会見で、重点課題として3つをあげた。 まず第1に「安全確保への取り組み」をあげた。具体的には「プラントの安全管理にIoTを活用していきたい」とした。2つ目は「化学品管理の取り組み」。「化学品の安全管理を戦略的な取り組みにする必要がある」とし「日本だけでなく、欧米、アジアなど広範囲なものにする必要がある」と強調した。3つ目の課題として「持続可能な社会、技術への取り組み強化」をあげた。 この3つの課題のうち、とくに重要なのは「保安確保、化学品管理の2つだ。いずれも、人材の確保と育成が重要なポイントになり、人材育成に注力していきたい。このため、日本化学会とも連携を強めて取り組みたい」と強調した。 |