2016年05月31日 |
4月の鉱工業生産2カ月連続の上昇、化学工業牽引 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が31日発表した、4月の鉱工業指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は、生産が前月比0.3%上昇の97.0、出荷1.5%上昇の95.9、在庫1.7%低下の113.4だった。 製造工業生産予測調査によると、5月は2.2%上昇、6月は0.3%の上昇だった。 基調判断として「生産は一進一退で推移している」を据え置いた。 業種別に見ると生産が上昇した業種は、化学工業の3.5%をトップに電気機械工業以下15業種中7業種、低下した業種は金属製品工業、輸送機械工業など7業種、横ばいが1業種だった。 化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比3.5%上昇の99.8、出荷6.6%上昇の98.2、在庫1.6%低下の110.0、在庫率は3.4%低下の115.4だった。生産、出荷とも2カ月連続の上昇となった。 プラスチック製品工業は、生産が前月比0.3%低下の96.6、出荷1.5%上昇の95.8、在庫0.5%低下の111.0、在庫率は0.4%上昇し114.5だった。生産は2カ月ぶりの低下、出荷は2カ月連続のプラスとなった。 |