2016年05月31日 |
4月石油統計、国内販売7カ月連続の前年比減 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁が31日発表した4月の石油統計速報は、原油輸入量が1,654万Klで前年同月比103.4%と5カ月ぶりに前年を上回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 679万kl(前年同月比138.4%) (2)アラブ首長国連邦 320万kl(同80.5%) (3)カタール 170万kl(同117.3%) (4)クウェート 137万kl(同103.0%) (5)ロシア 117万kl(同58.4%) だった。 同月の中東依存度は87.6%で前年同月比10.0ポイント増と6カ月連続して前年を上回った。 燃料油の生産は1,476万kl、前年同月比98.4%と前年を下回った。 国内販売は1,426万klで前年同月比96.1%と7カ月連続の前年比減となった。油種別に見ると、A重油は前年を上回ったがガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油及びB・C重油は下回った。 <4月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比% ・月初在庫 1,731,704 ・生産 1,684,563(102.2) ・輸入 2,057,651(82.4) ・販売 3,899,875(99.2) ・輸出 -(ー) ・月末在庫 1,471,714(89.0) |