2016年06月10日 | |
「くすり適正使用協」バイオ適正化へ委員会 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本製薬工業協会 |
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製薬企業23社などで構成する「くすりの適正使用協議会」(理事長・黒川達夫氏)は9日、3つの新規事業を採択した。同協議会は“医薬品リテラシー(医薬品の本質を理解し正しく活用する能力)の育成と活用”を基本コンセプトに活動中。 今回新規事業として(1)バイオ医薬品適正使用推進委員会の発足(2)製薬企業を対象にした医薬品安全対策の体系的な講座の開設(3)国民・医療関係者を対象にしたくすりの適正使用に係る意識調査の実施の3つに取り組むことにした。 新規発足する「バイオ医薬品適正使用推進員会」は、急速に普及しつつあるバイオ医薬品について、物質的な特性や品質、使用方法、安全性、管理方法に関する留意点など、適正使用に関するわかりやすくて信頼できる情報が必要との社会的要請に応える。 また、「医薬品安全対策の新講座開設」では、入門講座から始まり、より高度な一連の講座まで、スキルアップにつながる内容にする。「くすりの適正使用に係る意識調査」は、人々の年代や環境に応じて身に付けるべき医薬品リテラシーを体系化しようと実施する。ジェネリック医薬品やネット販売解禁など社会情勢の変化に対応した活動を推進する。 |