2016年06月15日
経産省「ベトナムとのJCMプロジェクト」登録
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省は15日、ベトナムでNEDOと共同実証中の「Low Carbon Hotel(低炭素ホテル)普及促進プロジェクト」がJCMプロジェクトとして登録手続きを完了したと発表した。

JCM(Joint Crediting Mechanism)とは、優れた低炭素技術・製品の途上国への普及を積極的に推進し、世界規模での地球温暖化対策を進めていくことを目的とした、途上国との二国間クレジットのこと。

今回登録された事業は、2013年に採択されたNEDOのJCM実証事業。同国ハノイ・ホーチミンの大型ホテルにボイラー、ポンプ、LED照明などの機器類を「ベトナム版エネルギー管理システム」として開発・導入し、ホテルの省エネ化、運転最適化を図った。12%の省エネ効果が見込まれる。GHG排出削減量は294t-CO2/年(見込み)。


ニュースリリース参照
http://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160615001/20160615001.pdf