2016年06月15日 |
タカラバイオ、再生医療向けiPS細胞用培地発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:タカラバイオ |
タカラバイオは15日、再生医療での使用に適したiPS細胞用培地およびiPS細胞研究用の三次元培養用培地を16日から全世界で販売すると発表した。 iPS細胞などの幹細胞研究は基礎から創薬、再生医療分野への応用と進んでいる。再生医療分野ではより安全性の高い条件で、長期間にわたり自己複製能を維持しつつ大量に細胞培養することが求められる。 今回発売する「Cellartis DEF-CS 500Xeno-Free」は動物およびヒト由来の成分を含まず、マウスの細胞と共培養する必要がない。このためこれらの成分に起因する感染リスクを低く抑え安全に培養できる特徴がある。 同時発売する「同3Dスフェロイド」は、三次元培養に最適化したiPS細胞研究用培地として開発した。 販売価格は1瓶40,000円。後者(研究用培地)は同44,000円(いずれも税抜き) ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1465977565.pdf |