2016年06月17日
富士フィルム、立体構造X線撮影に人工知能
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フィルムは患者ごとの体内の立体構造をより正確に推定し、診断画像に反映させる、人工知能を用いた新たな画像処理技術を開発した。X線で撮影した人体の構造情報やX線の特性などが登録されたデータベースを元に作成した独自のアルゴリズムで撮影した画像を分析する。人体の構造情報に当てはまらないと認識したものを画像から取り除くことにより、炎症などの疾患の状況が見やすく、高精細なX線画像が見られる。
富士フィルムメディカルを通じて7月1日から発売する。
6月16日~18日、東京ビッグサイトで開催中の「第24回日本乳癌学会学術総合併設展示会」で発表する。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1466041236.pdf