熱心に聴く小学生たち

三井化学と三井化学アグロ（本社：東京都中央区、谷和功社長）の両社は14日、JAあさひな（宮城県大和町）との共催で近所の小学生たちと「田んぼの生きもの調査」を行い、生物多様性や自然環境の大切さを学んだ。

調査には大和町立鶴巣小学校の3年生児童14人や父兄たち44人が参加し、水田をのぞき込んで生きものたちの生態を観察した。ゲンジボタルやザリガニなど19種類の生きものが見つかり「こんなにたくさん見つかった」と歓声をあげた。

三井化学アグロは農薬を販売するだけでなく、農薬が使用された水田の生き物への影響も調査し、製品の開発や改善に役立ている。小学生
たちとの「田んぼの生きもの調査」は2012年から毎年実施している。「食糧や環境問題について学ぶ機会として、今後も続けたい」と言っている。

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