2016年06月17日
東レ、韓国でPPスパンボンド設備増強
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東レ

東レは17日、韓国子会社のトウレ・アドバンスド・マテリアルズ・コリア(本社:ソウル特別市、TAK)の高機能ポリプロピレン長繊維不織布(PPスパンボンド)生産能力増強を決めたと発表した。

亀尾第5工業団地にある現有年産4万3000トン設備を同6万1000トンへと1万8000トン増強する。2018年4月稼働開始の予定。

東レは現在、韓国のほか中国に7万3000トン、インドネシアに1万9000トンの生産設備を持つ。今年9月にはインドネシアの増設工事が完了の予定で、グループ全体の生産能力は9月末時点で15万3000トンとなる。TAKの増設完了後には17万1000トンに拡大する。同社は引き続きアジア、中国の堅調な伸びに対応していく方針だ。