2016年06月20日 | |
三井化学、日本産業衛生学会からベストGP賞 | |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:三井化学 |
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三井化学は20日、同社岩国大竹工場 健康管理室の河野亮氏が考案した「職場の労働衛生管理状況を数値化」した新ツールが評価され、社団法人・日本産業衛生学会から「ベストGP(Good Practice)賞」を受賞したと発表した。 化学工場の場合、数多くの化学物質をさまざまな条件下で取り扱うため、どうしても労働衛生リスクが高くなる。これまで化学物質の管理や従業員の健康維持には、現場の化学物質管理者や衛生管理者双方があたってきたが、チェックシートなどを用いた巡視方法には評価や判断にばらつきが生じやすくチェックにも偏りが生じるなど、改善の余地があった。 河野氏が考案した新ツールは、各職場の労働衛生管理状況を数値化し「見える化」することで、職場の管理状況を分かりやすくした。毎年、数値の変化を追うことで改善の進捗状況が一目で分かる長所もある。今回は「学習教材としても優れた実践例」として受賞対象に選ばれたが、三井化学では「“社員の健康は会社の健康に直結する”という当社の理念にマッチしています」と言っている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1466399892.pdf |