2016年06月28日 |
産総研「2030年に向けた研究戦略」策定 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:産業技術総合研究所 |
産業技術総合研究所は28日、経済産業省の中長期目標(2015年度―2019年度)および最近の科学技術の進展や産業・社会の動向を踏まえて同所の「2030年に向けた研究戦略」を策定したと発表した。 2030年を見据えて、新たな技術シーズを創出し産業界に「橋渡し」する。新製品・新産業を世界に先駆けて作り出すことによって、「新技術・新産業は産総研から生まれる」という理想像を追求する。また、これらの研究成果が地域の中小企業やベンチャー企業によって最大限に活用されるよう取り組む。IoT時代の情報化社会におけるセキュリティ確保、安全・安心な産業・社会の実演をめざし、新たな産業の創出にチャレンジする。 ■2030年に向けた研究戦略 :以下の4つの研究開発を推進し、科学技術イノベーションを主導する。 (1)情報・データの価値創出による超スマートな産業・社会 (2)低炭素・資源循環を基軸とするサステナブルな産業・社会 (3)物質・生命の本質を理解し制御・活用する産業・社会 (4)科学技術を基軸とした安全・安心な産業・社会 |