2016年06月29日
経産省「第5回日中知財WG」で意見交換
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省は29日、知的財産権の保護や侵害対策について積極的に意見交換する「第5回日中知的財産権ワーキンググループ」を28日、東京・千代田区の同省会議室で開催し、知財保護に向けた環境整備に一層努力していくことを確認したと発表した。

2009年に経済産業大臣と中国商務部長との間で交わされた「知的財産権保護に関する交流及び協力」覚書に基づき開催されたもので、日本側から経産省のほか内閣府知財戦略推進事務局、警察庁、外務省、財務省、文化庁、農水省の担当官ら30名弱、中国側からは商務部、国家知識産権局、国家版権局、農業部、双打室、海関総署、国務院法制弁公室など10数人が出席した。

会合では、日中における知的財産関連法制の動向や、今後の知財戦略について確認した。またインターネット上の知財侵害対策の強化や、日中間だけでなく第三国市場にも拡大しつつある模倣品被害に対する措置など、今後両国が取り組むべき対策について意見交換した。次回会合は来年、中国で開催することで合意した。


ニュースリリース参照
http://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160629001/20160629001.pdf