2016年06月30日 |
5月鉱工業指数「一進一退」、化学工業7.5%低下 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が30日発表した、5月の鉱工業指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は、生産が前月比2.3%低下の95.0、出荷2.3%マイナスの93.8、在庫0.3%上昇の113.7だった。 製造工業生産予測調査によると、6月は1.7%の上昇、7月は1.3%の上昇だった。 基調判断として「生産は一進一退で推移している」を据え置いた。 業種別に見ると、生産が上昇したのは、輸送用機械、情報通信機器、プラスチック製品工業など15業種中4業種、低下したのは化学工業の▲7.5%をトップに電子部品、電気機械、繊維工業など11業種だった。 化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比7.5%低下の92.1、出荷5.5%低下の92.6、在庫1.3%低下の108.8、在庫率は3.3%上昇の119.9だった。生産、出荷とも3カ月ぶりの低下だった。在庫は2カ月連続のマイナス。 プラスチック製品工業は、生産が前月比0.1%上昇の96.0、出荷0.8%低下の94.4、在庫0.0%と変わらず111.2、在庫率は0.1%上昇の114.1だった。生産は2カ月ぶりの回復、出荷は3カ月ぶりのマイナスとなった。 |