2016年07月01日
デンカ、自動車材向け「開発推進室」開設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:デンカ

デンカは1日、次世代自動車など自動車産業が大きな転換期にあることに着目し、これに対応するグループ全体の窓口として、社内に「Automotive Materials & Solution 開発推進室」を同日付で開設したと発表した。

同社によると自動車産業は現在、EV-FCVによる環境対応や自動運転実用化など大きな転換期を迎えており従来と異なる視点でイノベーションが進められている。これを実現するためには、自動車や部品メーカーによる加工技術面だけでなく、素材面からのアプローチが重要となる。

デンカは、特殊ゴムのクロロプレンやリチウムイオン二次電池用高純度アセチレンブラックなどを通じて自動車産業と深いかかわりを持ってきた。また、無機・有機素材や放熱・接着・高分子設計・樹脂加工などに独自技術を持っており、新しい性能や機能を発現する素材を提供することが可能な条件を有している。

新組織の「Automotive Materials & Solution 開発推進室」は、同社の電子・先端プロダクツ部門内に設置。推進室長には1日付で村田弘・渋川工場電子材料研究部長が就任した。


ニュースリリース
「Automotive Materials & Solution 開発推進室」の開設
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1467353513.pdf

平成28年7月1日付組織改定並びに人事異動
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1467353513.pdf