2016年07月06日 |
ギガフォトン、EVU光源の発光効率4・0%達成 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:NEDO |
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は6日、コマツ・グループのギガフォトン(本社・栃木県小山市、都丸仁社長)がNEDOプロジェクトで開発中の極端紫外線(EUV)スキャナー用レーザー生成プラズマ(LPP)光源のプロトタイプ機で発光効率4・0%、最先端半導体量産適用可能レベルである250Wの発光出力、および130W以上の出力で119時間の連続運転に成功したと発表した。量産対応EUVスキャナーの実現に向けて大きく進捗した。 ギガフォトンでは、半導体量産工場での使用を想定して設計したEUV光源の高出力検証機の稼働も併せて開始している。引き続き、最先端半導体量産への適用を目指して高稼働率、高信頼性EUV光源の開発を進める。また今後は、省電力CO2レーザーの導入とEUV光の発光効率の向上を検証し、省エネルギー化を目指す。 |