2016年07月07日
横浜市、東電、東芝「仮想発電所」構築で協定
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:東芝

横浜市は6日、東京電力エナジーパートナー(EP)、東芝との3者で、横浜市内での「仮想の発電所」(バーシャルパワープラント:VPP)構想に向けた「スマートレジリエンス・バーシャルパワープラント」事業の推進で基本協定を締結したと発表した。

地域防災拠点に指定されている横浜市内の小中学校(各区1校、全18校予定)に、10Kwhの蓄電池設備を設置し、東芝が開発した蓄電池制御システムにより、平常時には電力需要の調整のために東電EPが活用し、非常時には防災用電力として横浜市が使用するという構想。期間は2016年7月6日から18年3月31日まで。

横浜市は再生可能エネルギーの分散電源がしない全体の電力使用量の約10%あるなど、最適なフィールドでVPP構築の有効性を検証する。