2016年07月07日
新化技協セミ「人工代謝経路構築で化学品の生産」
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:新化学技術推進協会

新化学技術推進協会は、「人工代謝経路の構築による化学品の生産技術」と題するセミナーを7月12日14時―18時に東京・千代田区の同協会会議室で開催する。終了後懇親会。

田島誉久・広島大学大学院助教授(先端物質科学)が「低温菌を活用したシンプル酵素変換触媒」、本田孝祐・大阪大学大学院准教授(生命先端工学)が「In vitro代謝工学によるオンデマンドバイオプロダクションへの挑戦」をテーマに、それぞれ講演する。

田島氏は、バイオによる物質変換触媒の課題の一つに副産物の生成が挙げられていることに着目、酵素の精製などの煩雑な操作を経ることなく副産物生成を抑制したシンプルな生体触媒を構築したことで知られる。セミナーではこれまでの研究内容といくつかの触媒を紹介する。
本田氏は「in vitro代謝工学」の研究の第一人者。これまでに構築したin vitro人工代謝経路の具体例とともに、同法のフィージビリティ向上のために開発してきた各種要素技術について解説する。

参加費は、会員企業が無料、一般が1万円。
申し込み締め切りは、7月11日。
問い合わせ先は、新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880)