2016年07月08日 |
<世界の石化需給動向>(2)中・米エチレン大幅増 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が8日発表した2020年までの「世界の石油化学製品の今後の需給動向」要旨は以下の通り。 ■エチレン エチレン系誘導品の需要の伸びは世界全体で年平均3.6%増と見込まれる。地域によって傾向が異なり、アジア地域はインド(6%増)と中国(6.0%増)に牽引されて年平均4.7%増(日本は△0.4%)となる。 欧州は平年均1.2%、北中南米2.6%、CIS2.3%、アフリカ5.9%とそれぞれ増加が予想される。 一方、エチレンの生産能力は世界計で2014年の155.8百万トンから2020年には195.6百万トンと39.8百万トン増加する見通し。年平均で3.9%増(日本は△2.1%)となる。増加幅で見ると中国、北中南米(米国が大半)がそれぞれ10百万トンを超え、全増加分の約6割を占めると予測される。 ニュースリリース 「世界の石油化学製品の今後の需給動向」(2001~2020年) http://www.meti.go.jp/press/2016/07/20160708002/20160708002-1.pdf |