2016年07月12日
NTTとエーザイ、医療・介護で本格連携開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:エーザイ

NTTアイティ、NTT東日本、エーザイは11日、高齢者が住み慣れた地域で望み通り暮らしを続けることを目指した「地域包括ケア」の実現に向けて、医療・介護における多職種連携事業を本格的に開始したと発表した。

医療・介護の多職種連携事業の本格展開にあたって、NTTアイティは患者のケア目標や方針および日々の医療・介護・生活情報を、医療従事者、介護従事者と家族が一体となって共有できるクラウド型多職種連携サービス「ひかりワンチームSP」を提供し、NTT東日本は「フレッツ光ネクスト」や「ギガらくWi-Fi」など最適な通信サービスを提供するとともに、安心・安全を届ける地域医療への貢献を目指す。エーザイはケア目標の設定や課題抽出について話し合う症例検討会のアレンジおよび解決事例の共有などの連携支援「ワンチームコーディネーション活動」に取り組む。

今後、同事業の展開により、患者の長期的な在宅療養をサポートすることが可能になり、医療・介護の水準向上や改善、患者のQOLや安心感の向上、社会保障費の負担軽減などに
つながると期待している。