2016年07月22日 | |
「化学オリンピック」日本代表壮行会 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会、「夢・化学-21」委員会 |
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「夢・化学・21」委員会と日本化学会は22日、第48回国際化学オリンピック ジョージア大会の日本代表壮行会を東京・御茶ノ水で開催し、23日に開催地トビリシに向け出発する代表4人の前途を祝した。 日本代表は、秋山茂義・筑波大学附属高等学校3年(東京都)、海士部佑紀・灘高等学校2年(兵庫県)、坂部圭哉・海陽中等教育学校5年(愛知県)、平翔太・灘高等学校2年(兵庫県)の4人。いずれも昨年夏の全国高校生による化学コンテスト「化学グランプリ」を突破し、その後の厳しい選抜試験を勝ち抜いてきた。 来賓の神代浩・文部科学省科学技術・学術総括官は「自信をもって臨んでほしい。世界80カ国の高校生が参加するので、積極的に交流してきてほしい」、茂木正・経済産業省素材産業課長は「記憶に残る成果をあげてきてほしい。同時に十分に楽しんできてほしい」と激励した。主催者を代表して「夢・化学・21」委員会の渡辺宏・日本化学工業協会専務理事が花束を贈った。 日本代表の秋山さんは「試験も交流も力いっぱいやりたい」、海士部さんは「試験で全力を出し切れるように頑張りたい」、坂部さんは「外国人の友達をつくって、ともにに楽しんできたい」、平さんは「試験も交流も、十分に楽しんできたい」と決意表明した。 ジョージア大会は、7月24日から8月1日まで、ジョージア農業大学などを会場に開催される。世界約80カ国・地域から約300人の高校生が集まり、実験問題、理論問題などで化学の力を競う。 昨年大会(アゼルバイジャン)では日本代表は金メダル2・銀メダル2の好成績を挙げた。 |