2016年07月26日

日立化成、秋田県の風力発電向けに大型鉛蓄電池

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：日立化成

日立化成は26日、秋田県能代市に建設中の、風の松原風力発電所で使用する出力変動緩和制御型風力発電システム向けに、制御弁式据置鉛蓄電池「LL1500-W」を納入したと発表した。同発電所は今年12月に運転開始する。 秋田県には風力発電が多いが、今回納入する風の松原自然エネルギー（本社：秋田市、大森三四郎社長）は地元企業9社と能代市の共同出資により設立。現在、出力2300Kwの風力発電設備17基からなる風の松原風力発電所を建設中。 日立化成はこのほど、日立パワーソリューションズ（本社：茨城県、浦瀬賢治社長）が風の松原風力発電所に納める出力変動緩和制御型風力発電システム用の蓄電池として「LL1500-W」を納入した。サイクル用途専用仕様の長寿命鉛蓄電池で、風況の変化による発電の出力変動を吸収して電力の安定化に貢献する。「LL1500-W」は、電池容量約24・1MWhで、日立化成が国内で風力発電所向けに納入した鉛蓄電池のうちでは最大規模となる。 ニュースリリース参照 http://www.hitachi-chem.co.jp/japanese/information/2016/n_160726s4y.html