2016年07月27日 |
日本ゼオン・第1四半期、営業益70億円 10%減 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
日本ゼオンが27日発表した16年3月期連結決算は、営業利益が前年同期比10%減益の70億円、最終利益は31%減益の39億円となった。 合成ゴム事業が国内タイヤメーカーの減産による影響を受けた。高機能樹脂は医療用途の販売が順調だった。化学品関連は合成香料、特殊化学品とも堅調に推移したが海外での競争激化の影響を受けた。同社の古谷岳夫・取締役執行役員は「原料ナフサ価格に連動して製品の販売価格が下落した。円高による為替差損の発生も響いた」と減収益要因を説明した。通期予想は変わらず。 【日本ゼオン・第1四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前年同期比% ◇売上高 69,998(△7.8) ◇営業利益 7,054(△10.1) ◇経常利益 5,771(△32.4) ◇当期純利益 3,861(△31.1) ◇1株当たり純利益 17.40円(24.73円) <2017年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 280,000(△5.3) ◇営業利益 28,000(△6.2) ◇経常利益 28,000(△12.9) ◇当期純利益 19,000(5.1) ◇1株当たり純利益 85.63円 |