2016年07月29日 |
6月鉱工業指数「生産の一部に持ち直し」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が29日発表した、6月の鉱工業指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は、生産が前月比1.9%上昇の96.5、出荷1.2上昇の94.6、在庫は0.0%の113.9だった。 製造工業生産予測調査によると、7月は前月比2.4%の上昇、8月は2.3%の上昇を見込んでいる。 基調判断は「生産は一進一退で推移しているが、一部に持ち直しがみられる」と、前月までの「一進一退」から上向きにあることを示す表現となった。 業種別に見ると、生産が上昇した業種は順に 化学工業(除、医薬品)、輸送用機械、金属製品工業、窯業・土石製品、電子・デバイス工業、プラスチック製品工業など、全15業種中13業種にのぼった。ほかに「低下した業種」が石油・石炭製品工業、「横ばいした業種」が汎用・業務用機械工業だった。 化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比4.0%上昇の95.6、出荷0.3%上昇の93.0、在庫1.8%低下の106.8、在庫率は3.7%低下の115.5だった。生産、出荷とも2カ月ぶりの回復。 プラスチック製品工業は、生産が前月比1.5%上昇の96.5、出荷1.1%上昇の94.1、在庫1.0%低下の110.1、在庫率は3.8%低下の112.8だった。生産は3カ月ぶりのプラス、出荷は2カ月ぶりのプラスとなった。 |