2016年07月29日 |
味の素、再生医療研究用へiPS細胞用培地発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:味の素 |
味の素は29日、自社開発による再生医療の臨床研究用iPS細胞/ES細胞用培地「StemFit」AK03Nを8月1日から国内向けに発売すると発表した。臨床研究を前提としたもので、世界最高クラスの安全性と性能を有するとしている。 同社は、2014年に「StemFit」AK03Nの前身である「StemFit」AK03の開発に成功し、国内の一部関連施設に有償で提供してきた。今回、再生医療分野の進展に伴う需要拡大に伴い、広く販売することにした。基礎研究用培地と臨床研究用培地の2種類のラインアップを揃えることで、基礎研究から臨床研究へのスムースな移行を可能にした。 販売予定価格は、1セット当たり4万5000円。子会社の味の素ヘルシーサプライを通じて販売する。 |