2000年09月07日
中外製薬、「二次性副甲状腺機能亢進症治療薬」発売
独自の活性型ビタミンD3誘導体として開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:中外製薬

 中外製薬は7日、二次性副甲状腺機能亢進症治療薬『オキサロール』の発売を開始した、と発表した。
 同社が独自に合成した、国内初の活性型ビタミンD3誘導体の静注製剤で、維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症を適応症としている。
 副甲状腺への直接作用による副甲状腺ホルモン(PTH)の合成・分泌抑制作用が基礎実験で認められ、臨床的にも維持透析下の二次性副甲状腺機能亢進症における高度に亢進した血清PTHレベルを低下させ、高回転骨、線維性骨炎の改善に効果が認められたとしている。