2016年08月04日
日本ゼオンと住友化学、S-SBR事業を統合
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学、日本ゼオン

日本ゼオンと住友化学の両社は4日、溶液重合法スチレンブタジエンゴム(S-SBR)事業の統合に向けて検討することで基本合意したと発表した。

両社は、S-SBR事業における新製品開発やコスト競争力の強化、安定供給の確保等による事業強化をめざす。
そのために新たなS-SBR事業の合弁会社設立を検討する。両社合わせた生産能力は年17万3000トン。先行するJSR、旭化成に次ぐ規模となる。

具体的なスケジュールなどは未定だが、デューデリジェンスの実施および統合効果の調査・検討を2016年9月末までとし、最終契約締結を2016年12月末、新会社営業開始は2017年4月とする予定だ。日本ゼオンが過半を出資するとみられる。

ニュースリリース参照

(日本ゼオン)
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1470297873.pdf

(住友化学)
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1470304668.pdf