2016年08月05日 |
三菱化学、日本合成株を公開買付け |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱化学、三菱ケミカルホールディングス |
三菱化学は5日、三菱化学ヨーロッパ社と共同で日本合成化学工業(本社:大阪市北区、木村勝美社長)株式の公開買付けを行うことを決めたと発表した。 日本合成化学は資本金180億円で、東証1部上場企業。三菱化学は現在日本合成株式の51.49%を保有し、連結子会社化しているが、公開買付けによって完全子会社とし非上場化する。 買付け期間は2016年8月8日~9月20日。買付価格は1株式あたり910円。 買付け予定数は設定せず、期間中全株を買付ける。これにより三菱化学の議決権保有比率を95%、三菱化学ヨーロッパの同保有比率を5%とし三菱化学グループの完全子会社化を図る方針。 日本合成化学は液晶ディスプレイ用偏光板向けのポリビニルアルコール「ゴーセノール」(商品名)など特徴ある機能製品を数多く展開しており、海外売上高比率も58%と高い。歴史的にも三菱化学(旧三菱化成)とは密接な関係にある。完全子会社化は三菱ケミカルホールディングスグループにとって有益と判断した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1470381552.pdf |