2016年08月08日
「夏休み子ども化学実験ショー」に人気
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学工業協会、「夢・化学-21」委員会
スキンクリームづくりに挑戦

日化協など化学4団体で組織する「夢・化学・21」委員会は6―7日の両日、東京・北の丸公園の科学技術館で小学生向けの化学実験体験イベント「夏休み子ども化学実験ショー2016」を開催した。

会場には、2日間で約6000人の親子が参加し、実験教室、手品大会、化学クイズショー、ステージイベントなど、多彩な催しを通じて、一日、化学の楽しさにひたった。

夏休み実験ショーは、夏休みの子どもたちに「化学のすごさ」を体験してもらい、一人でも多くの「化学だいすき人間」をと、と日化協を中心に大手化学会社が参加して始めた。今年は22回目。

実験教室・実験ブースでは、光るバッジやキーホルダーなど、身近な商品を簡単や実験でつくったり試したりして“化学のふしぎ”を楽しんだ。ふだん小学校ではちょっとできない「特別授業」ばかり。化学会社の研究者や大学教員らがテーマや教材に工夫をこらした。

ステージではサイエンス演芸師(善ちゃん)の演じる「サイエンスショー」が人気を集めた。音や光の出るインパクトのある実験をまじえながら“面白くてためになる。一粒で二度おいしい”を、巧みな話術と仕掛けで演じてみせた。一日2回の実演だったが、ステージはいつも満員、大人も一緒に楽しんでいた。