2016年08月08日
タキロン、シーアイ化成を吸収合併
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:伊藤忠商事、シーアイ化成、タキロン

タキロン(本社:大阪市北区、兵頭克盛社長)と、シーアイ化成(本社:東京都中央区、石塚哲士社長)は5日、来年4月をめどに経営統合することで合意し、伊藤忠商事を含む3社で基本合意書を締結したと発表した。
タキロンを存続会社、シーアイ化成を消滅会社とする吸収合併方式をとる。合併比率などの細目は今後準備委員会を設置して決める。

タキロンは1935(昭和10)年の設立で資本金152億円。建築資材や採光建材、環境・土木資材など、わが国樹脂加工の大手。塩ビ波板で高いシェアを有する。一方のシーアイ化成は1957(昭和32)年設立で資本金55億円。建装用資材のほか農業用フィルムなど樹脂加工の総合メーカー。

経営統合することで生産拠点の連携や技術・研究開発力の強化、経営資源の最適配分化など事業競争力の強化を図る。伊藤忠商事はシーアイ化成の親会社であり、タキロンの筆頭株主でもある。これまでは同社の海外ネットワークを活用して、両社製品の海外マーケティングを展開してきた。


ニュースリリース
http://www.takiron.co.jp/upImage/pdf/whatsNew_1470380480_081025900.pdf