2016年08月09日

特許庁「インドネシアに特許審査実務」研修

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：特許庁

特許庁は、8月2日～8日、インドネシア国の特許審査の向上を目的として、同国の特許審査官を対象とした「インドネシア特許審査実務コース」を東京・霞が関の特許庁で実施した。 特許庁では、途上国において産業財産権制度に携わる人材の育成を支援するため、アジア太平洋地域、ラテンアメリカ及びアフリカ地域の途上国・新興国等から研修生を招へいし、日本で「途上国研修」を実施している。 「インドネシア特許審査実務コース」は、同国の特許制度や審査実務に合わせて柔軟に研修が進められるように、インドネシア1カ国のみを対象に実施した。 この研修では、特許庁の審査結果を活用した審査方法や特許審査ハイウエイ（PPH）案件の審査・運用などの審査の効率化に役立つ講義を行うとともに、特許庁審査官による審査実務のケーススタディを行った。