2016年08月10日 |
東洋紡、液晶ディスプレイ保護フィルム倍増 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東洋紡 |
東洋紡は10日、敦賀事業所に超複屈折フィルム「コスモシャインSRF」の生産ラインを設置し、犬山工場の現有ラインと合わせて2ラインに倍増すると発表した。投資額は約10億円。生産開始は2016年末の予定。 「コスモシャインSRF」は、複屈折による着色(虹むら)を解消したポリエステルフィルムで、透湿性などのほか他素材との接着性などに優れ、コスト面でも有利としている。すでに液晶ディスプレイの偏光子保護フィルムとして韓国、台湾で採用されてきたが、新たに大手偏光板メーカーへの販売が決まり、引き続き需要拡大が見込めることから生産能力拡大を決めた。 今回の倍増で世界シェア25%確保をめざす。2017年度の売上目標は150億円。 ニュースリリース http://www.toyobo.co.jp/news/pdf/2016/08/press623.pdf |