2016年08月17日
7月のPVC国内出荷、2カ月連続の前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会

塩ビ工業・環境協会(VEC)は17日、7月の塩化ビニル樹脂(PVC)および塩化ビニルモノマー(VCM)の生産・出荷実績を発表した。

PVCの生産は、12万7887トンで前年同月比6・7%減で2カ月連続の前年割れ。プラント定修の影響とみられる。国内出荷は8万6305トン、同2・0%減で2カ月連続のマイナス。用途別にみると、主力の硬質用をはじめ軟質用、電線・その他の3用途が揃って前年割れとなった。
輸出は4万9431トン、同2・0%増で3カ月ぶりのプラスとなった。インド向け輸出が堅調に推移した。
この結果、出荷総計は13万5736トン、同0・6%減で微減ながら2カ月連続で前年を下回った。

一方、VCMは生産が21万9686トン、同0・3%増と3カ月ぶりのプラスとなった。出荷は前年と比べて振るわず、国内出荷は13万2866トン、同9・1%減と2カ月連続、輸出は7万8843トン、同6・4%減で3カ月連続の前年割れ。出荷総計は21万1709トン、同8・1%減で3カ月連続のマイナスとなった。

ニュースリリース参照
〇塩ビ樹脂
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1471417537.xls

〇塩ビモノマー
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1471417537.xls