積水化成品基金贈呈式

積水化成品工業は17日、市民の環境保全活動を支援する「積水化成品基金」を関東地方にも拡大することにし、このほど茨城県のNPO法人（茨城NPOセンター・コモンズ）を通じて「いばらき未来基金」に積水化成品基金を開設したと発表した。

茨城NPOセンター・コモンズは積水化成品基金の2016年度交付先として「NPO法人こが里山を守る会」を選出。このほど積水化成品から助成金が贈られた。こが里山を守る会では今後、同助成金を「稲宮の森、古賀城の堀跡」（茨城県古河市）の環境整備活動や小中学生の自然環境体験学習などに役立てる。

積水化成品は2012年、公益財団法人 淡海文化振興財団を通じて「未来ファンドおうみ」に積水化成品基金を開設し、NPO法人「甲賀の環境・里山元気会」の自然環境保護活動を支援しており、今回の基金助成は2件目となる。今後は助成地域をさらに全国に広げていきたいとしている。

【写真】助成金を贈る積水化成品の辻村博志取締役常務執行役員（右）と、こが里山を守る会の蒔田睦郎理事長。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1471400380.pdf

---