2016年08月18日
三菱ガス化、メタキシレン7万トン休止設備 再開へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三菱ガス化学

三菱ガス化学は18日、水島工場(岡山県)で休止中のメタキシレン(MX)生産装置1系列(年産7万トン)の運転を2017年3月から再稼働すると発表した。
MXの需要は、高純度イソフタル酸(PIA)向けを中心に堅調に推移しており、今後も伸びが見込まれている。

同社は水島工場にMX生産装置を年産15万トンと7万トンの2系列持ち、うち7万トンの1系列を休止していたが、イタリアのベルサリス社がMX大型生産設備を停止したため、国際需給バランスがタイト化してきた。このため休止装置の運転再開を決めた。現在稼働中の装置の定修に合わせ、2017年3月から再稼働する。
生産能力は現有15万トン/年から22万トン/年となる。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1471496704.pdf