2016年08月30日
農研機構シンポ「鳥インフルエンザと野生動物」
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:なし

農業・食品産業技術組合研究機構(農研機構)は、「鳥インフルエンザと野生動物」をテーマにしたシンポジウムを9月29日午前10時から東京・千代田区のJA共済ビルカンファレンスホールで開催する。参加費は無料。

2014~15年にアジア大陸由来の高病原性鳥インフルエンザウイルスがヨーロッパや北米大陸に拡散する騒ぎがあった。日本でも九州や中国地方の養鶏場が被害を受けた。強い感染力をもつだけに、近隣の韓国や中国との連携の強化と重要になり、これまでも日中韓農業大臣会合で渡り鳥による鳥インフルエンザの移動に関する共同研究や、情報交換を密にするなどを約束済みだ。

今回のシンポジウムでは、鳥インフルエンザと野生動物について、農研機構の研究者と国内外の専門家が講演する。鳥インフルエンザウイルスの拡散と渡り鳥の関係や、ウイルスに感染した渡り鳥から農場周辺生息するネズミなどを介したウイルスの農場への侵入経路について紹介する。

参加申し込み締め切りは、9月20日。参加申し込み方法は、農研機構ホームページから。
問い合わせ先は、農研機構シンポジウム事務局(TEL:029-838-7758)。