2016年08月30日
積水化学、「太陽光と家庭用蓄電池」連携を実証
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化学工業

積水化学・住宅カンパニーは29日、茨城県つくば市の分譲地で家庭用蓄電池(20世帯)を連携し、太陽光発電システム(PV)による電力を効率的に利用する「バーチャルパワープラント」の実証試験を開始すると発表した。

経産省の補助事業に採択されての実証。モデルとなるのはつくば市の分譲地「スマートハイムシティ研究学園」の20棟で、各戸の屋根に取り付けた大容量PVと家庭用蓄電池をつなぎ、各世帯間で連携させる。これを同社開発のマネジメントシステム(EMS)で運用し、エネルギーの自給自足を実現する。

(1)電力シェア(住宅間)と発電電力の活用度(2)蓄電池からの電力逆潮流(電力が逆に流れる)による配電網への影響度(3)居住者へのメリット(運用コストなど)探索、などの確認、検証を行う。実施期間は2016年10月~18年9月。東京電力パワーグリッドが協力する。


ニュースリリース参照
http://www.sekisui.co.jp/news/2016/__icsFiles/afieldfile/2016/08/30/160830_1.pdf