2016年08月31日
横浜ゴム、米ノースカロライナに研究開発センター
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:横浜ゴム

横浜ゴムは31日、米国ノースカロライナ州にタイヤ研究開発センターを新設し、9月からシャーロット地域で研究開発活動を開始すると発表した。現在同社は、北米向けタイヤの研究開発活動を米国の複数の州と日本に分散して行っているが、これらの活動を新研究拠点に集約する。また今回の開発機能の統合に伴い、北米の研究開発スタッフを現状の約2倍に拡大する計画だ。

新設するタイヤ研究開発センターは、当初消費財タイヤの設計から開始するが、その後順次、生産財タイヤの設計、試験・評価、技術サービス、品質保証などまで業務範囲を拡大していく計画。ハブ空港があり、質の高い人材確保が容易などの理由からノースカロライナ州への進出を決めた。

同社は現在、北米においてタイヤ生産拠点をバージニア州とミシシッピ州、米国子会社本社をカリフォルニア州に置き、乗用車用、トラック・バス用、建設機械・産業車両用タイヤを販売している。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1472625601.pdf