2016年09月01日
NEDO、石炭利用環境対策事業で公募
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、「クリーンコール技術開発/石炭利用環境対策事業」に関し委託研究、共同研究、研究助成などを希望する企業・団体、大学等の公募を開始した。締め切りは9月28日。

供給の安定性や経済性に優れる石炭を利用した火力発電は、将来的にもわが国発電供給量の26%を担う重要な電源であり、石炭ガス化複合発電(IGCC)は次世代高効率発電技術として期待されている。

今回の事業は、「石炭利用環境対策推進事業」と「石炭利用技術開発」の2つで構成。環境対策推進事業はさらに「石炭灰調査事業」と「石炭ガス化溶融スラグ有効利用推進事業」の2テーマに分かれる。事業期間は、調査事業が平成28年度の1年間、スラグ有効利用推進事業は平成28-30年度の3年間。
一方、「石炭利用技術開発」は、石炭灰の市場化や有価利用技術に関する基礎調査のほか「セメントを使用しないフライアッシュコンクリート製造技術の開発」を別個に行う。助成率2/3。事業期間は平成28-29年度の2年間。

公募説明会は、9月9日11時から川崎市幸区のミューザ川崎セントラルタワーNEDO会議室。
問い合わせ先は、NEDO広報室(TEL:044-520-5100)