2000年09月05日
ジャパンエナジー、エンジニアリング4社を統合、再編
2001年4月新会社発足、競争力強化図る
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ジャパンエナジー

 ジャパンエナジーは5日、第2次経営変革計画に基づくグループ企業再編の一環として、株式交換および会社分割制度を活用し、エンジニアリング会社の統合・再編と、グループ保険事業の集約を行う、と発表した。
 このうちエンジニアリングでは、グループ内4社(日鉱エンジニアリング、甲陽建設、JOMOエンタープライズ、オートマックス)の統合を軸に再編し、一層のコスト競争力強化を図る。再編は2001年4月までに以下の段取りで行う。
(1)東証二部上場の甲陽建設を完全子会社化する。(甲陽建設は上場廃止)
(2)甲陽建設は日鉱エンジと合併する(存続会社は日鉱エンジ)
(3)JOMOエンタープライズのエンジニアリング部門を日鉱エンジに統合。(4)オートマックスの全株式を日鉱エンジに譲渡する。
 統合後のエンジニアリング会社は、社名は未定、本社を埼玉県戸田市新曾南3-17-35番地に置き、資本金3億円(ジャパンエナジーの出資比率90%)、主に石油プラント、タンク、環境装置、機器製造、土木建設などの業務を行う。従業員約300人、売上高200億円、経常利益3億円(いずれも2002年3月期)の見込み。