1999年09月07日 |
三菱化学、親しみやすい「RCレポート」発表 |
環境、安全、健康への取り組みを分かりやすく紹介 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:三菱化学 |
環境や健康、安全問題に対する社会の関心が高まるなか、三菱化学は7日、自社作成したレスポンシブル・ケア活動報告書「RCレポート-99年度版」を発表した。 多くの化学製品を製造し、販売している同社が、環境や安全管理にどのように配慮し、努力しているか、企業の責任、理念を分かりやすく説明している。 環境・安全についての基本的な考え方、RC活動への取り組み、ISO14001から大気・水の汚染防止、PRTR、地球温暖化防止、さらに産業廃棄物、リサイクル問題、安全確保から品質保証への取り組みと、RC活動の範囲は広いが、全ページに写真やグラフを入れ、要領よくまとめている。表紙をめくると、正野寛治社長がモデルとして登場し、気さくな表情で手を振っている。この種の報告書はとかく肩がこりがちの固いものになりやすいが、「RCレポート」は、あくまで明るく、親しみやすい編集となっている。また別刷りで環境ホルモン問題に対する解説もついている。広報活動の新しいあり方を示唆していると言えそうだ。 なお、同社がRCレポートを作成したのは2回目で、印刷部数は当初1万部。同社のホームページでも見ることができる。 http://www.m-kagaku.co.jp/"" target=""_blank"">三菱化学ホームページ |