2016年09月09日 |
JNC、中国に液晶大型ブレンド設備導入 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:JNC |
JNC(本社:東京都千代田区、後藤泰行社長)は9日、中国のグループ会社「捷恩智(ジェイエヌシー)液晶材料(蘇州)有限公司」に大型液晶ブレンド設備を導入し、現地の需要増大に対応することにしたと発表した。 JNCはチッソの事業会社で、水俣製造所(熊本県)では早くから液晶事業を展開してきた。生産した液晶化合物は市原製造所、台南工場、蘇州工場の3拠点でブレンドし、液晶ディスプレイのキー・マテリアルとして使用されている。市原製造所と台南工場はすでに大型ブレンド設備を設置済みだ。 中国では液晶ディスプレイ生産ラインの新増設計画が各社で相次ぎ、今後も液晶ブレンド製品の需要博大が見込まれる。このため現地で液晶材料を生産しているグループ会社の捷恩智液晶材料(蘇州)に大型化設備一式を導入することにした。生産能力、投資額などは非開示。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1473401644.pdf |