2016年09月12日 |
タカラバイオ、腸内フローラ解析用キット発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:タカラバイオ |
タカラバイオは12日、次世代シーケンサーを用いて最近叢を解析するための研究用PCRキットを9月30日から発売すると発表した。細菌叢とは、多様な細菌の集団のことで、ヒト・動物の腸内や口腔内、土壌や大気などの環境中に広く存在する。近年注目されている腸内細菌叢は、食事や健康状態などによって変動し、疾患や体質と深い関係があることが示唆され、さまざまな研究が行われている。 タカラバイオが発売するPCRキットは、同社が開発したPCR酵素を含み、多様な細菌の16S rDNAの特定領域を均一に増幅することができる。このため細菌叢をより正確に反映したデータを取得できる。 販売価格は製品コード「R161A」(50反応):96,000円。「同B」(100反応):180,000円。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1473660311.pdf |