2016年09月12日 |
NEDO事業、不眠症治療用スマホアプリ臨床試験開始 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は12日、起業家候補(スタートアップイノベーター)支援事業で、サスメド社(本社:東京都文京区、上野太郎社長)が不眠症治療用スマートフォンアプリの臨床試験を神経研究所附属清和病院などと連携して開始すると発表した。 日本人は5人に1人睡眠障害の疑いがあるとされ、睡眠薬の処方量が先進国中でも群を抜いて多い。 サスメド社は薬剤に依存しない不眠症治療法(非薬物療法)の開発、普及をめざす。同社は今年7月にDeSCヘルスケア(本社:東京都千代田区、大井潤社長)と業務提携し、不眠症治療用サービスの共同開発に着手済みだ。 サスメドは主にアプリ全体の製品企画と医学的知見の活用を担い、DeSCヘルスケアはユーザーインターフェース及びプログラムの開発を担当する。またサスメドは、治療用ソフトウエアを医療機器として製造販売するために必要な申請手続きを行い、将来的にアプリが医療機器として不眠症治療に利用されることを目指す。 今回の臨床試験で使用する不眠症治療用スマホアプリは、副作用がなく不眠症の再発リスクが少ない画期的な非薬物療法として注目が集まっている。 |