2016年09月13日 |
クラレノリタケデンタル、売上げ目標200億円達成へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クラレノリタケデンタル |
クラレメディカルとノリタケデンタルサプライが統合して2012年4月に発足した歯科材料メーカーのクラレノリタケデンタル(本社:東京都千代田区、資本金3億円)の有川清之社長は13日記者会見し、今後の事業展開について「歯科材料の「脱金属・デジタル化」及びCAD/CAMビジネスへの集中と拡大により事業領域の拡大を図る」と語った。特に歯科材料のボンド・セメントの拡大と海外展開の加速に重点を置き、「2-3年以内に売上高200億円の達成を目指す」方針を明らかにした。同社長は、「歯科材料の国内市場は、年率8%の高い伸びを示しているが、国内だけでなく海外事業を強化することで目標を達成したい」と、海外市場に注目する姿勢も見せた。 同社は同日、保険適用が可能なファイバーポスト「クリアフィル AD ファイバーポスト」を9月21日から歯科材料商社のモリタ(大阪府吹田市)を通じて販売展開すると発表した。特長は(1)レジンコアとの接着性を考慮した独自形状であること(2)保健適用条件を確保している(3)象牙質に近い曲げ弾性率を有する(4)審美性に優れるなど。初年度販売目標は1億円。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1473740882.pdf |