2016年09月16日
三井化学、高機能サンレンズ材料を開発、上市
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三井化学
左が「NeoContrast」技術使用のサンレンズ

三井化学は16日、高性能レンズが得意のホプニック研究所(本社:福井県鯖江市、高木俊治社長)と共同で光波長調整技術を活用した新レンズ材料「NeoContrast」(商品名)を開発、欧州向けを中心に市場展開を開始したと発表した。

選択的にまぶしい光をカットする機能を持ち、「見え方」を改善する。従来の染色レンズ、調光レンズ、偏光レンズなどのサンレンズに適用することで、これまでにない“鮮やかさ”を持たせ、サンレンズのプレミアム化、差別化を実現する。

三井化学は視力矯正プラスチックレンズ材料で、高屈折レンズ材料
「MRシリーズ」、低屈折レンズ材料「RAV7シリーズ」、中屈折レンズ
材料と、これまでラインアップの強化を進めてきた。視力矯正用だけでなく、有害な短波長光をカットする光波長調整技術を活用した「UV+420cut」も2014年から販売中で、「NeoContrast」はこれに続くものとなる。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1473998145.pdf